二日酔いにウコンの力って本当に効くのか徹底的に検証してみた。

二日酔いにウコンの力って本当に効くのか徹底的に検証してみた。

二日酔い対策にオススメの商品と言えば、真っ先にウコンの力を思い浮かべると思います。値段も手ごろですし、コンビニにいろいろな種類が置いてある定番商品ですからね。

私も飲み会がある度にウコンの力を愛用してきました。

でも、ウコンの力って本当のところは効くのでしょうか?個人的な体験を交えて検証してみました。

徹底検証!ウコンの力って効くのか?

個人的な経験

個人的な経験を話すなら、ウコンの力は効いたこともあれば、全く効かなかったこともあります。

その時の体調や、飲んだお酒の種類や量の影響も大きいと思いますが、やはり飲み過ぎたときほど期待した通りにはならなかったですね。

価格が200円弱と安いので、飲み会前や二次会に行く前にコンビニで買うと便利なのですが、飲み過ぎたからヤバイと思って飲んだ時ほどあまり効いた記憶がありません(笑)

まぁ、これは飲酒量が多いほど当然二日酔いもひどくなるので、ウコンの力が悪いわけではありません。浴びるように飲んでしまうと、どんな二日酔い対策サプリメントも効かないでしょう。

一方で、それほどお酒を飲まない時に「一応、飲んでおくか」という感じでウコンの力を飲んでおくと、お酒が後に残ることなく、気持ちよく飲めた場合が多かったですね。

ウコンの力が効くのはクルクミンのおかげ?

なぜウコンの力が二日酔い対策に良いのかというと、ウコンに含まれるクルクミンという成分のおかげとされています。

クルクミンはウコンに含まれる黄色のポリフェノール化合物で、一般的にはスパイスや食品の着色剤として使われています。法律的には「食品添加物」に分類されるようです。

クルクミンには次の効果があることが様々な研究から示唆されています。

  • 抗酸化作用
  • 肝機能向上
  • 発がん抑制

これらの効果は、動物実験などでは証明されていますが、人間を対象にした実験による明確なエビデンス(証拠)は得られていないようです。

ウコンを飲むと体にいいだろうということは経験的には知られていますが、科学的には証明されたわけではない、ということですね。

とは言え、現在においてクルクミンの医学的利用に関する研究は数多く行われています。

ざっと列挙してみると、抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗炎症作用、鎮痛作用、血圧降下作用、子宮収縮作用、抗菌作用、コレステロール分解作用、胆汁分泌作用など。

クルクミンのさまざまな作用が研究されていることから、人間にとってプラスの作用があることは十分に期待できます。

日本ではウコンに含まれることから二日酔いに効くという印象が強いクルクミンですが、欧米では特に抗炎症作用と抗腫瘍作用が注目されているようです。

科学的にはっきりと証明されていないにせよ、クルクミンが体に良いことは間違いないようですね。

二日酔いにクルクミンが良いと言われる理由

二日酔いに話を限定すれば、クルクミンには肝臓の代謝機能強化、胆汁の分泌促進、消化機能の向上などが期待されています。

まず、クルクミンには肝臓の解毒作用を向上させ、肝細胞の傷害を抑制する機能があります。

アルコールを大量に摂取すると肝臓の細胞がダメージを受けてしまいますが、肝臓の解毒作用を向上させ、肝細胞の受けるダメージを抑制すれば、結果的に二日酔いを抑えることになるは十分に期待できます。

それから、クルクミンには胆汁の分泌を促進させますが、胆汁は二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解を促進する働きを持っています。

アセトアルデヒドはアルコールが分解される過程でできる物質で、毒性を持ち、二日酔いの原因となると言われている物質です。アセトアルデヒドの分解を促進するのであれば、これも二日酔い対策につながります。

最後に、整腸作用や消化不良改善の機能。

二日酔いになると、胃の粘膜が荒れ、消化不良を起こすことがあります。実際、胃もたれは二日酔いの不快な作用の一つです。

ウコンに含まれるビサクロンに注目が集まっている

ウコンの力が二日酔い対策に良いと言われるのは、クルクミンだけが理由ではありません。

実は、ビサクロンという物質も二日酔いの緩和に関与していると言われています。

ビサクロンはハウス食品グループ本社とハウスウェルネスフーズがウコンの成分から単離・同定に成功した物質で、現在その機能に注目が集まっています。

同社の研究によれば、クルクミン単体よりも、ビサクロンと併用したクルクミンの方が肝細胞傷害の抑制効果が高いことが示されています。

ビサクロンを含むウコンエキスに期待される機能は主に以下の4点。いずも二日酔い対策につながることが期待できる機能です。

  • 二日酔い改善作用
  • 肝障害抑制作用
  • 抗炎症作用
  • 抗酸化作用

ビサクロンについてはまだまだ研究途上のようですが、少なくともウコンの力にはクルクミンとビサクロンという、二日酔い対策につながる二つの物質が含まれていると言えるでしょう。

ウコンの力はあまり二日酔いに効かないという意見

ウコンの力が効くと感じるのはプラセボ効果?

薬剤師の友人がウコンの力を飲んでいましたが、「効くの?」と聞くと、「プラセボでしょ」という答えが返ってきました。

プラセボというのはプラセボ効果のことで、薬だと思ったり、効果があると思って飲むと、実際に効いたかのような状態になる効果のことです。

例えば、風邪を引いた人に、「これは風邪の特効薬だ」と言って飴玉を与えると、途端に症状がよくなることがあります。

すでに上に書いたように、ウコンの力にはクルクミンやビサクロンと言った二日酔い対策につながる機能を持った成分が含まれていることは間違いありません。

とは言え、「ある成分が~に良い」という場合には、どれだけの量を摂取すれば満足する機能を発揮できるのか、摂取量が大きく影響します。

ウコンの力の公式サイトによれば、ウコンの力に含まれるクルクミンは30mg、ビサクロンは400µg。

この用量がどれほど二日酔い対策になるのかは、実際の試験データ等を見てみないと判断できませんね。

ウコンの力が二日酔いに本当に良いのかプラセボ効果なのかは分かりませんが、長年愛用してきた一個人としては、しっかりとした効果があると信じたい(笑)

ウコンの品目は「清涼飲料水」

ウコンの品目は「清涼飲料水」です。

要するに、商品としてはお茶やスポーツドリンク、コーラなどのジュース類と同じ扱いになります。

清涼飲料水だから悪いというわけではありませんが、医薬品や医薬部外品と異なり、効果の強い有効成分は含まれていません。

効果の強い有効成分を含むということは、それだけ副作用のリスクも高くなるわけで、販売のためには厳しい審査・試験を受けないといけません。

そのために「医薬品」や「医薬部外品」という特別なカテゴリーが設定されています。

また、医薬品/医薬部外品以外にも、「特定健康栄養食品」、略して「トクホ」というカテゴリーがあります。

トクホは、具体的な成分名を表示して「~に効きます」などの効果・効能を謳うことができる食品です。

一般の食品とは異なり、一定の基準のもとに審査を受けて合格することで、食品の効果を宣伝することができます。

ちなみにサプリメントと聞くと、何らかの効果がありそうな印象を持ちますが、トクホの審査に通っていなければ扱いは普通の食品と同じです。「サプリメント」と名前が付いた商品でも、トクホとトクホでないものがあるので注意してください。

話を元に戻すと、ウコンの力は医薬品や医薬部外品でもなければ、トクホでもありません。品目が「清涼飲料水」であるように、食品扱いになります。

というわけで、確かにクルクミンやビサクロンなどの二日酔い対策につながる機能を有する成分を含んではいるのですが、はっきりとした強い効き目が出るほどではないことは確かです。

ウコンの力の宣伝文を実際に見てみてください。

はっきりと二日酔いに効くとは書いておらず、利用者の感想を表示するなど、ボカした書き方になっていると思います。

これは、一般の食品扱いなので明確に効果を宣伝できないという法的な制限も影響していますが、同時に一般の食品である以上、実際にそこまで強い効果が出るほどのクルクミンやビサクロンを含んではいないことを示していると考えられます。

もっとも、逆に考えると、効果の強い成分を多く含んでいないということは、副作用のリスクが低く安全性が高いという利点もあります。

ウコンの安全性と副作用

ウコンに含まれるクルクミンは安全性が高い成分です。

もともとはクルクミンはインドから沖縄までのアジアの広い地域で、長い期間にわたってスパイスなどの原料として使用されてきた経緯があるため、その安全性であることは歴史的に証明されていると言えます。

常識的な範囲で摂取すればまず問題はないでしょう。

クルクミンの1日の推奨摂取量は、体重1kgあたり0~3mgとされています。体重60kgなら、1日あたり最大で180mgということになりますね。

ウコンの力に含まれるクルクミンの量は30~40mgなので基準値以内です。

ただし、クルクミン自体は安全性が高いとは言え、クルクミンを含んだウコンエキスには副作用のリスクがあります。

特に、肝機能に障害を抱えている人は要注意です。

肝機能に障害を持つ人では、ウコンに含まれている鉄分が症状を悪化させるリスクがあります。

特に、黄疸、ヘルペス、妊娠中、自己免疫性疾患、ウイルス性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、胆嚢炎、消火性潰瘍、胆石、尿路結石などの場合は、ウコンの摂取はやめておいた方が良いでしょう。

C型肝炎や非アルコール性肝炎患者の鉄分の摂取上限推奨量は6mg/日に定められています。

ウコンの力に含まれる鉄分量は0.14mgなので問題はないはずですが、過去にはウコンを含む他のサプリメントで重篤な薬剤性肝炎を発症したケースもあるようです。

ウコンの力に含まれる鉄分量は安全と言われる範囲内ですが、肝臓に病気を抱えている人があえて無理にウコンの力を使う必要はありませんね。

結論:肝臓に問題がなく、あまりお酒を飲まない時にはオススメ

ウコンの力はあまりお酒を飲まない場合はオススメです。

ウコンに含まれるクルクミンやビサクロンには二日酔い対策につながる機能がありますが、「清涼飲料水」であるウコンの力には、それほど強い効果があるほどのクルクミンやビサクロンが含まれているわけではないようです。

たくさんお酒を飲む場合には、他の二日酔い対策商品の方が良い、ということになりますね。

また、肝臓に障害がある場合には、念のため使用を避けておいたほうが良いかもしれません。

さきに書いたように、ウコンの力の鉄分量は安全の範囲内とされていますが、ウコンエキスを含む別のサプリメントで肝障害を発症した事例があります。

ウコンの力以外でオススメの二日酔いサプリメント

ウコンの力ではあまり効き目を感じなかったという方や肝臓が弱い方には、二日酔い対策にビタミンCをオススメします。

ビタミンCは一度に大量に摂取してしまうと下痢を起こす可能性がありますが、それ以外は安全性が高いと言われている成分です。

過剰に摂取した分はすぐに排出される性質があるため、よほど変な飲み方をしなければ問題となる症状は出ないでしょう。

もちろん、肝臓の調子がよくない人でも、安心して利用することができます。

最近では、二日酔い対策にビタミンCが注目を集めており、ビタミンCを主成分とする商品が数多く登場しています。

そもそもビタミンCは以下を代表とする、健康に欠かせないさまざまな作用を持っています。

  • 免疫機能の向上
  • コラーゲンの生成を促す
  • メラニン生成を抑制
  • 鉄の吸収を高める
  • カルシウムの吸収と代謝に関与
  • アミノ酸の代謝に関与
  • 糖の代謝に関与
  • アレルギー反応で生じるヒスタミンの放出を抑制
  • ストレス軽減ホルモンの生成を促す
  • アルコールの分解を促進
  • ニコチンの無害化を促す

特にビタミンCには抗酸化効果の機能もあるため、アンチエイジング効果も期待できます。

同時に、ビタミンCはアルコール分解や消化、運動などのさまざまな理由で消費されてしまうので、適切に摂取する必要があります。

健康的な食生活を送っていれば問題ありませんが、特にたくさんお酒を飲む場合には、ビタミンCが多く消費されるので飲酒後に摂取すると良いかもしれません。

ウコンの力の代わりになる二日酔い対策商品をいろいろと探してみましたが、いちばんよかったのはスパリブ(Supaliv)

二日酔い対策やアンチエイジングに期待できるのはもちろん、主成分がビタミンとアミノ酸なので、肝障害の報告があるウコンエキスよりも、より安全性が高いのが魅力です。

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お酒のお供にはやっぱりスパリブ!