赤ワインを飲むと二日酔いになりやすい―その対策。

赤ワインを飲むと二日酔いになりやすい―その対策。

お酒が好きな方の中には、特にワインが好きな方も多いと思います。

ビールほど定番の飲み物ではありませんが、日本ですっかり一般化したお酒です。

毎年、ボジョレーヌーボーの解禁が話題になると、普段はワインを飲まない方もこのときは嗜んだりしますよね。

また、ライトなワインの愛好家だけでなく、こだわりの銘柄を持つワイン通の方もたくさんいらっしゃいます。

日本で普及した一方で、ワイン、特に赤ワインは悪酔いや二日酔いを起こしやすいお酒でもあります。せっかく美味しいワインを楽しんでも、その後で二日酔いになってしまうと、楽しみが台無しになってしまいます。

今回は、特に赤ワインがなぜ二日酔いになりやすいかを分かりやすく解説し、その対策をご紹介します。

赤ワインを飲むと二日酔いを起こしやすい理由

一般的な赤ワインのアルコール度数は10.5%から14%

口当たりがよいとつい飲み過ぎてしまうのですが、実はワインのアルコール度数はかなり高いです。

種類によって異なりますが、一般的なワインのアルコール度数は10.5%から14%。

一般的なビールのアルコール度数が4%~5.5%なので、ビールと比べるとかなり高いですね。

焼酎や日本酒は20%以上とワインよりも高くなっていますが、その分飲んだ時に強いお酒という感じがするので、お酒に強くない限り、ワインほどグイグイと飲めるわけではありません。

ワインは10.5%以上とそこそこアルコール含有量が多いのに、比較的早いペースで量を飲めてしまうことが二日酔いや悪酔いにつながりやすくなっています。

ちなみに、甘口・半甘口ワインと呼ばれるワインにはアルコール度数が6%ほどの軽いものもあります。逆に、ポートワインと呼ばれる甘口のワインは20%前後と普通のワインよりも高くなっています。

赤ワインは悪酔い・二日酔いを起こしやすい醸造酒

お酒には大きく分けて蒸留酒と醸造酒の二種類があります。蒸留酒と醸造酒の違いはその製法にあります。

醸造酒は酵母によってお酒の原料を発酵させて作ります。

一方、蒸留酒はお酒の原料を発酵させた後、一定の温度で加熱し、その熱で揮発したアルコールだけを抽出して作ります。

この製造工程の違いによって、醸造酒には複数種のアルコールが含まれ、蒸留酒は一種類だけのアルコールが含まれることになります。

そして、このことがお酒で酔いやすいかどうかに影響します。

醸造酒の方が酔いやすい理由:さまざまな種類のアルコールが含まれる

お酒をちゃんぽんで飲むと悪酔いしやすくなるのは、さまざまな濃度のアルコール分を肝臓が処理しないといけないため、肝臓に負荷がかかって分解効率が落ちるからです。

お酒を飲むときにはひとつの種類のものだけを飲んだ方が酔わないというのは、肝臓にかかる負担が低くなるからです。

このことと同じ理屈で、複数種のアルコールが含まれる醸造酒の方が肝臓に対する負荷が大きく、悪酔いや二日酔いにつながりやすくなっています。

赤ワイン、白ワインのどちらも異なった濃度のアルコールを複数含む醸造酒です。そのため、人によってはよりアルコール度数の高いウイスキーやブランデーなどの蒸留酒よりも酔いやすい傾向があります。