二日酔いで吐き気が起こる三つの原因。

二日酔いで吐き気が起こる三つの原因。

二日酔いになってしまうと様々な症状が出てきますが、中でもいちばん嫌なのが吐き気。あの気持ちの悪さ、吐きたいのに吐けない感覚は最悪ですよね。

実は、二日酔いで起きる吐き気にはさまざまな原因があります。原因を知り、あらかじめ対策をしておけば、少しは症状が軽くなるかもしれません。

二日酔いの吐き気の原因は主に3つ。

脱水症状

体内に吸収されたアルコールを分解するためには、大量の水が必要になります。

また、アルコール自体に利尿作用があるため、お酒を飲み過ぎると慢性的に水分不足の状態に陥ってしまいます。

二日酔いになると喉が渇くのはこれが理由です。

ひどい場合には軽い脱水症状になってしまうこともあり、脱水症状になると吐き気が起こります。

アセトアルデヒド

アルコールは、まずアルコール分解酵素によってアセトアルデヒドに分解されます。

アセトアルデヒドは毒性のある物質で、アセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解されることで無害化されます。

ところが、お酒を飲み過ぎてしまったり、体質的にアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い場合には、体内にアセトアルデヒドが残ってしまいます。

このアセトアルデヒドによって吐き気が起こります*。

*最近の研究では、アセトアルデヒドが直接二日酔いを引き起こすわけではないという見解も出されていますが、何らかの影響を与えている可能性は高いようです。

胃へのダメージ

お酒を飲み過ぎると胃の消化機能が低下し、食べたものが十分に消化できなくなってしまうことがあります。

また、特に空腹のときにお酒を飲むと、胃の粘膜が刺激されて大量の胃酸が分泌され、胃酸過多になってしまうこともあります。

どちらの場合も吐き気が起こります。

二日酔いの吐き気を防ぐには?

二日酔いになってしまうと吐き気が起こる理由は、主に脱水症状、アセトアルデヒド、そして胃へのダメージの3つでした。

どれか単独の原因によって吐き気が起こると言うよりは、3つすべてが原因となっていることの方が多いようです。

というわけで、そもそもお酒を飲み過ぎて二日酔いにならないことが、吐き気を避ける一番の対策ですが、なかなかそれも難しいもの。

そこで、簡単にできる対策を紹介したいと思います。

まずは、お酒を飲んでいる最中、飲んだ後にしっかりと水分をとること。

これによって急速なアルコール吸収を避けることができますし、また脱水症状を避けることもできます。

次に、空腹の状態でお酒を飲まないことと逆に食べ過ぎないこと。

胃の中が空の状態だと胃酸過多になりやすく、逆に胃の中に食物が多い状態だと、消化機能が低下した場合に気持ち悪くなってしまいます。

この二つの対策を行うだけでも、随分と違ってくるので、ぜひ試してください。

とは言え、お酒を大量に飲んでしまうと全く意味がなくなってしまうので、二日酔いで気持ち悪くなって苦しみたくないのであれば、やはり飲みすぎに気を付けることがいちばんです。